「愛と欲望の劇場-浮気・不倫・離婚2chまとめブログ-」はその名の通り、浮気・不倫・離婚についてまとめた2chまとめブログです。
2chの家庭板や浮気・不倫板を中心に様々な板からカップルの浮気や夫婦の不倫・離婚騒動はもちろんのこと、修羅場や武勇伝、復讐など人間の愛と欲望渦巻くあらゆる話を掲載しています。
今後あなたの身に起こるかも知れない男女間のトラブルを赤裸々に告白したものとなっております。
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2014/01/20 22:35
[ 完結] [ 男性視点] [ 修羅場] [ 浮気] [ サレ] [ カップル]
787: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 14:29:43 ID:wiPl6yvp0 某スレで「この童貞!」と言われて思い出した修羅場。
部長 男性。サークルの部長。当時3回生。
先輩 男性。当時3回生。
私 男性。当時1回生。
T子 女性。当時1回生。
大学に入って数ヶ月。友達以上恋人未満だった女性と久しぶりに飲みに行くことに
(未成年であったことは許しておくれ)。ここらでバシッと告白をして正式に付き合いを…
と思っていたからだろうか、彼女はずいぶん色っぽく見えた。
飲みながら話は徐々に恋愛話に。彼女の口からは「もう私、処女じゃないよ」という台詞。
付き合っていたわけではないけれど、かなりショックを受ける自分。
「私君はまだ(童貞)なの?」と畳み掛けられ、事実なだけにいろいろと再起不能。
788: 787: 2009/11/02(月) 14:33:14 ID:wiPl6yvp0 その場は何とか取り繕うことができたものの、部屋に帰るとさらにショックはひとしお。
真っ暗にして、部屋の隅でひざを抱えてぽつねんとしていた。
何か新しいことでも始めよう、と某音楽系サークルに入ることに。
少しだけ心得のあった私は、同じ1回生で初心者の人たちに教えまわる役目についた。
そんななか、いい雰囲気になってきた女性がT子。飲み会の席でもよく一緒になり、
恋愛談義や音楽談義に話を咲かせるなどして数ヶ月。告白されて、正式にお付き合いをすることになった。
そこからさらに数ヶ月。
紆余曲折を経て、処女童貞同士なりに初体験を無事済ませた。場所は自分の部屋。
ぼろアパートの一角であるため、声や物音は駄々漏れだったと思われる。
若さも手伝って、サルのようにヤリまくる毎日が始まった。
791: 787: 2009/11/02(月) 14:36:01 ID:wiPl6yvp0 とはいえ、貧乏学生の栄養・経済状態は精力絶倫で毎日ムッハーというわけにも行かない。
講義やレポート、サークル活動にバイトと忙しさも増してきて、2日に一回が3日になり、
週一回になるのにさほど時間はかからなかった。
2回生になり、学部生でありながら研究室にも顔をだすようになる。
公私共に充実した生活が続く。まさにリア充。T子との付き合いも順調かと思われたとある日、
先輩が私の部屋を尋ねてきた(先輩の部屋はすぐ隣)。
そういえばこのころは、サークル活動のほうはおろそかにしていた気がする。
先輩「おまえ、T子とまだ付き合ってるんやな?」
私 「あ、当たり前じゃないですか、何言ってんです」
先輩「部長が狙ってるかもしれへん。気をつけたほうがええぞ…」
私 「ありがとうございます!」
先輩「それと、声とか、小さめにたのむわ」
私 「(赤面)」
792: 787: 2009/11/02(月) 14:37:59 ID:wiPl6yvp0 早速T子に話を聞くと、お決まりの
「寂しかった」
「私君は忙しそうだし」
「でも何もしていない、仲がよいだけ」
という釈明。あっさり懐柔される自分。これからはT子との時間をより大事にするということで
決着がついた。
それから数日は無事に時が過ぎていった。
研究室の飲み会とサークルの飲み会の日程がかぶったため、
「研究室のほうに出るから」
とサークルの飲み会を断ったが、当日になって研究室の飲み会は一週間後であることに
気づいたので、急遽サークルの飲み会に参加することにして、指定されていた居酒屋へ行く。
794: 787: 2009/11/02(月) 14:42:00 ID:wiPl6yvp0 居酒屋は地下にある。
狭い暗い階段を下がると踊り場があり、方向転換して下ると居酒屋の入り口が見えていると言う構造。
その踊り場は無駄にスペースがあるため、飲み会をひそかに抜け出ようとする人達がいちゃいちゃしたり
待ち合わせしたりする場所として有名だった。
階段を下がると先輩らしきひとが女性とキスをしている真っ最中。
おおっと、と見ない振りをして居酒屋へ突入。久々の飲み会参加でみんなから歓迎され、
T子の所在を確認することなくあっという間に杯を重ねてしまった。
そのうち、部長と会話できそうな機会がきた。酔っ払った勢いでT子とのことを問いただす。
私 「ぶりょう、T子ねらってるっれほんろれすか」
部長「俺別に彼女いるってwwwそれにT子はお前の彼女だろうがwww」
私 「だぁって、そんあうわさききましら。俺T子大事なんれすよ!」
部長「…私君、ちょっと良いか?」
居酒屋の隅のテーブルへ移動。
797: 787: 2009/11/02(月) 14:50:02 ID:wiPl6yvp0 やばい、無駄に長くなっちまった上に連続投稿警告orz。読みにくくてごめんね。
部長「えーとな、念のため聞くが、私君は…その、処女とヤったことはある?」
私 「はい?(←若干正気に戻った)」
部長「何人、処女と寝たことがある?」
私 「え、いや、一人です」
部長「うん、そうか。その、T子とべったり(笑)って話、誰から聞いた?」
部長によると、部長の彼女がその噂を聞きつけて酷く立腹したらしい。
誤解であることを証明するためにサークルの連中を呼んで説明してもらい、
やっと仲直りしたばかりとのこと。
サークルの連中の説明は「T子?すごいべったりなのは先輩じゃねーかwww」というもの。
私 「ええっと…そういえばT子は?」
部長「先輩もいねぇな…ああ、二人で抜け出したんじゃないか?」
800: 787: 2009/11/02(月) 14:56:26 ID:wiPl6yvp0 踊り場にいたのはT子と先輩だったのか、と合点した私は後先考えずに飛び出した。
部長も後ろから着いてきてくれた。
やきもきしながら電車に乗り、自転車を猛烈ダッシュ駆使してアパート部屋の前につくまでに、
3回くらい吐いただろうか。酒のせいだけではない嘔吐感だったような気がする。
2階の自分の部屋に行くには、先輩の部屋の前を通らなければならない。
先輩の部屋は電気が消えている。
階段では物音は特に聞こえない。
廊下には、秘め事に特有のあの雰囲気。
心臓の音がバクバクうるさすぎて何も聞こえない。
803: 787: 2009/11/02(月) 15:01:05 ID:wiPl6yvp0 自分の部屋のドアをそっと開ける。ゆっくり、ゆっくりと先輩の部屋側にある押入れを開き、
奥の壁に耳をつけると…よく知っている荒い呼吸が聞こえる。紛れもなくT子。
自分が好きだったT子のあの声。頭にカーッと血が上った状態だけどなんだか冷静な感じ。
押入れからもそもそ出てきて、部長と今後の作戦を練る。
部長「どうしたい?」
私 「そりゃあ、現場を押さえるしかないですよね」
部長「良いのかそれで?そのほうが…良いんだろうな」
私 「もうどうでも良いです」
部長「わかった。俺も腹に据えかねてんだ」
夏の夜。冷房なんて高級品は我がアパートには一台もない。
開いているであろうベランダから侵入することにした。部長にはドア側で見張り。
小さな隙間から見えたものは、脱ぎ捨ててあった、一緒に買いに行った服。それを見た瞬間
809: 787: 2009/11/02(月) 15:06:18 ID:wiPl6yvp0 私 「お前ら…何やってんだ!!!!?あぁ!!先輩!なんだこれおいぃい!」
先輩「や、やってない!まだやってない!俺どどどどど童貞やぞ!」
T子「ちがうの…ちがうの!」
私 「なにがちがうっつうんだってめーいってみろおらあああ!」
T子「私じゃなくて先輩が!せんぱいがむりやりさそってきたんだぁってば!」
先輩「おおぉおおお前が誘ったんやないか、おれ、おれちゃうぞ!」
部長「…まぁ、T子が誘ったんだろうけどな」
ドアは開いていたらしい。なんだかかっこよく部長が登場する。
部長「T子さん?私君に*も*処女って言ったのか?」
T子「ピュアな気持ちだったし!こ、心は処女だもん!」
部長「身体は処女じゃないもんなぁ。で、高校時代に感染しまくったクラミジアは治ったのか?wwww」
T子「くぁwせdrftgyふじこlp;」
812: 787: 2009/11/02(月) 15:14:56 ID:wiPl6yvp0 部長とT子は同じ中学高校出身。T子はパッと見すごくまじめそうなので良い意味で誤解されやすいらしく、
それを利用して教員や親をだまし、裏ではだいぶ遊んでいたようだ。
半裸で号泣するT子。なんだかよくわからなくなっている私。童貞やぞ…無罪やぞとぶつぶつ繰り返す先輩。
このままでは埒が明かん、と全員をおちつかせ、服を着せ、話し合いに。
T子曰く、
私君と付き合って、普通の恋愛がこんなに楽しいと思わなかった
遊びまくっていた中学高校時代に別れを告げたかった
先輩が構ってくれてうれしくて、つい、その気になった
私君が構ってくれないのが悪いのよ
先輩曰く、
T子ならヤれる気がした。最悪喘ぎ声を録音して脅そうと思った
まだ入れてないから童貞だし、無罪だ
そもそも、T子に寂しい思いをさせた私が悪い
816: 787: 2009/11/02(月) 15:21:24 ID:wiPl6yvp0 T子を寂しがらせてしまっていたことは事実でもあり、罪悪感があった私はT子に同情したのだが
部長「で、何で俺がT子とべったりっていう噂が流れたん?」
先輩「いや、俺がほら、その疑われなく、なるやん」
T子「先輩がそう言えって…言ったら構ってくれるかなあって…」
部長と顔を見合わせてため息ひとつ。その日は部長のうちに泊まった。部長の彼女さんも来てくれて
いろいろと世話を焼いてくれた。優しさにうれし泣き、思い出しては情けなく、とにかく、泣きとおした。
先輩を隣の部屋に世話したのは、私。大家に事情をかいつまんで説明し、出て行ってもらうことにした。
T子とは、なんとなく申し訳なくて、その後しばらく付き合った。セックス依存症と言うか、
メンヘラと言うか束縛がきついというか…いま思い出してもあまりよい思い出がない。
卒業と同時にT子と遠距離恋愛になり、たったの2ヶ月で浮気が発覚。その後は知らないが、
4年前に出来婚したという噂は聞いたが、もう興味ない。そんな修羅場。
…先輩はまだ童貞だろうか。
818: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 15:24:00 ID:1s2z0C040
820: 787: 2009/11/02(月) 15:25:18 ID:wiPl6yvp0 以上です。長々と申し訳ありませんでした。
支援(特に可愛いAA!)ありがとうございます。
なんというか、その、ねえ。
処女だ童貞だという話になるたびに、これが頭をよぎってしまって。
まさしくトラウマ。
処女じゃなくても別に良いのに。
童貞でも別に良いじゃない。
なんだか泣けてきたス。ご清聴ありがとうございます。
>>818さんの液体をぐいっと行きます。ぷはー。
821: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 15:27:21 ID:XzZWKBfAP >>820
乙!部長たちがいい人でよかったねぇ
834: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 22:22:16 ID:vZWu50F20 >>820
告ろうと思ってた女が処女じゃなかった、って聞いてショックだった癖に
よく言うわw>処女じゃなくても別に良いのに
837: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 23:38:25 ID:JJgC9dWdO >>834
童貞だった当時はショックだったってだけだろ。
839: 恋人は名無しさん: 2009/11/03(火) 03:12:36 ID:p9NK7L89O >>837
でも付き合う前にヤリマンだったって知ってたら付き合ってないかもよ
840: 恋人は名無しさん: 2009/11/03(火) 03:23:27 ID:UzncdBF70 >>839
病気のリスクも高いしなぁ
822: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 15:34:05 ID:VzIlKXA70 >>787さん乙です
それにしても文才ありすぎますw
823: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 16:29:41 ID:cvre5x4s0 >>787
「私処女じゃないけど、あなたはまだなの?」
って誘ってるんじゃないの?
ショックを受けるほどのことじゃないのに。
824: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 16:39:58 ID:LTubdSSv0 >>823
この時期の童貞は(特に2chをやっていると確実に)
「私処女じゃないけど、あなたはまだなの?」という言葉の後ろに
「童貞が許されるのは小学生までだよねー。キモーイ! キャハハハハ!」
という罵倒が聞こえる特殊な病にかかっている。
「そんなに素敵なのに彼女がまだ居ないなんて意外だな」とか
「童貞の人って非処女を嫌がるよね。私なんか相手にされないよね」とか
実際は他の意味があったかもしれないが、病の人にはそれがわからんのです。
825: 787: 2009/11/02(月) 17:12:51 ID:wiPl6yvp0 >>823
誘われてはいなかったと思います。
年上の彼氏が優しくて云々とか、>>787 も早くそういう相手見つけなよ的なお話でした。
何よりも、当時は若かったこともあって…相手とはじめて結ばれるのは自分といったような
思い込みがあり、それを覆されたのがショックだったのだと思います。
今思い返せばキモいですが、それも若さということでひとつ。
826: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 17:29:17 ID:/JJYcQuqO >>825
という事は、彼氏持ちだと言うこともその時初めて知ったの?
カワイソス
829: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 20:00:57 ID:1H86WqQA0 童貞なんて、どうってぃことないよな
830: 恋人は名無しさん: 2009/11/02(月) 20:14:42 ID:k41PuiHy0 >>829
お前のセンスは素晴らしいよ
元スレ:◇修羅場◇part88
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/ex/1256133247/
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[ 完結] [ 男性視点] [ 修羅場] [ 浮気] [ サレ] [ カップル]
部長 男性。サークルの部長。当時3回生。
先輩 男性。当時3回生。
私 男性。当時1回生。
T子 女性。当時1回生。
大学に入って数ヶ月。友達以上恋人未満だった女性と久しぶりに飲みに行くことに
(未成年であったことは許しておくれ)。ここらでバシッと告白をして正式に付き合いを…
と思っていたからだろうか、彼女はずいぶん色っぽく見えた。
飲みながら話は徐々に恋愛話に。彼女の口からは「もう私、処女じゃないよ」という台詞。
付き合っていたわけではないけれど、かなりショックを受ける自分。
「私君はまだ(童貞)なの?」と畳み掛けられ、事実なだけにいろいろと再起不能。
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真っ暗にして、部屋の隅でひざを抱えてぽつねんとしていた。
何か新しいことでも始めよう、と某音楽系サークルに入ることに。
少しだけ心得のあった私は、同じ1回生で初心者の人たちに教えまわる役目についた。
そんななか、いい雰囲気になってきた女性がT子。飲み会の席でもよく一緒になり、
恋愛談義や音楽談義に話を咲かせるなどして数ヶ月。告白されて、正式にお付き合いをすることになった。
そこからさらに数ヶ月。
紆余曲折を経て、処女童貞同士なりに初体験を無事済ませた。場所は自分の部屋。
ぼろアパートの一角であるため、声や物音は駄々漏れだったと思われる。
若さも手伝って、サルのようにヤリまくる毎日が始まった。
講義やレポート、サークル活動にバイトと忙しさも増してきて、2日に一回が3日になり、
週一回になるのにさほど時間はかからなかった。
2回生になり、学部生でありながら研究室にも顔をだすようになる。
公私共に充実した生活が続く。まさにリア充。T子との付き合いも順調かと思われたとある日、
先輩が私の部屋を尋ねてきた(先輩の部屋はすぐ隣)。
そういえばこのころは、サークル活動のほうはおろそかにしていた気がする。
先輩「おまえ、T子とまだ付き合ってるんやな?」
私 「あ、当たり前じゃないですか、何言ってんです」
先輩「部長が狙ってるかもしれへん。気をつけたほうがええぞ…」
私 「ありがとうございます!」
先輩「それと、声とか、小さめにたのむわ」
私 「(赤面)」
「寂しかった」
「私君は忙しそうだし」
「でも何もしていない、仲がよいだけ」
という釈明。あっさり懐柔される自分。これからはT子との時間をより大事にするということで
決着がついた。
それから数日は無事に時が過ぎていった。
研究室の飲み会とサークルの飲み会の日程がかぶったため、
「研究室のほうに出るから」
とサークルの飲み会を断ったが、当日になって研究室の飲み会は一週間後であることに
気づいたので、急遽サークルの飲み会に参加することにして、指定されていた居酒屋へ行く。
狭い暗い階段を下がると踊り場があり、方向転換して下ると居酒屋の入り口が見えていると言う構造。
その踊り場は無駄にスペースがあるため、飲み会をひそかに抜け出ようとする人達がいちゃいちゃしたり
待ち合わせしたりする場所として有名だった。
階段を下がると先輩らしきひとが女性とキスをしている真っ最中。
おおっと、と見ない振りをして居酒屋へ突入。久々の飲み会参加でみんなから歓迎され、
T子の所在を確認することなくあっという間に杯を重ねてしまった。
そのうち、部長と会話できそうな機会がきた。酔っ払った勢いでT子とのことを問いただす。
私 「ぶりょう、T子ねらってるっれほんろれすか」
部長「俺別に彼女いるってwwwそれにT子はお前の彼女だろうがwww」
私 「だぁって、そんあうわさききましら。俺T子大事なんれすよ!」
部長「…私君、ちょっと良いか?」
居酒屋の隅のテーブルへ移動。
部長「えーとな、念のため聞くが、私君は…その、処女とヤったことはある?」
私 「はい?(←若干正気に戻った)」
部長「何人、処女と寝たことがある?」
私 「え、いや、一人です」
部長「うん、そうか。その、T子とべったり(笑)って話、誰から聞いた?」
部長によると、部長の彼女がその噂を聞きつけて酷く立腹したらしい。
誤解であることを証明するためにサークルの連中を呼んで説明してもらい、
やっと仲直りしたばかりとのこと。
サークルの連中の説明は「T子?すごいべったりなのは先輩じゃねーかwww」というもの。
私 「ええっと…そういえばT子は?」
部長「先輩もいねぇな…ああ、二人で抜け出したんじゃないか?」
部長も後ろから着いてきてくれた。
やきもきしながら電車に乗り、自転車を猛烈ダッシュ駆使してアパート部屋の前につくまでに、
3回くらい吐いただろうか。酒のせいだけではない嘔吐感だったような気がする。
2階の自分の部屋に行くには、先輩の部屋の前を通らなければならない。
先輩の部屋は電気が消えている。
階段では物音は特に聞こえない。
廊下には、秘め事に特有のあの雰囲気。
心臓の音がバクバクうるさすぎて何も聞こえない。
奥の壁に耳をつけると…よく知っている荒い呼吸が聞こえる。紛れもなくT子。
自分が好きだったT子のあの声。頭にカーッと血が上った状態だけどなんだか冷静な感じ。
押入れからもそもそ出てきて、部長と今後の作戦を練る。
部長「どうしたい?」
私 「そりゃあ、現場を押さえるしかないですよね」
部長「良いのかそれで?そのほうが…良いんだろうな」
私 「もうどうでも良いです」
部長「わかった。俺も腹に据えかねてんだ」
夏の夜。冷房なんて高級品は我がアパートには一台もない。
開いているであろうベランダから侵入することにした。部長にはドア側で見張り。
小さな隙間から見えたものは、脱ぎ捨ててあった、一緒に買いに行った服。それを見た瞬間
先輩「や、やってない!まだやってない!俺どどどどど童貞やぞ!」
T子「ちがうの…ちがうの!」
私 「なにがちがうっつうんだってめーいってみろおらあああ!」
T子「私じゃなくて先輩が!せんぱいがむりやりさそってきたんだぁってば!」
先輩「おおぉおおお前が誘ったんやないか、おれ、おれちゃうぞ!」
部長「…まぁ、T子が誘ったんだろうけどな」
ドアは開いていたらしい。なんだかかっこよく部長が登場する。
部長「T子さん?私君に*も*処女って言ったのか?」
T子「ピュアな気持ちだったし!こ、心は処女だもん!」
部長「身体は処女じゃないもんなぁ。で、高校時代に感染しまくったクラミジアは治ったのか?wwww」
T子「くぁwせdrftgyふじこlp;」
それを利用して教員や親をだまし、裏ではだいぶ遊んでいたようだ。
半裸で号泣するT子。なんだかよくわからなくなっている私。童貞やぞ…無罪やぞとぶつぶつ繰り返す先輩。
このままでは埒が明かん、と全員をおちつかせ、服を着せ、話し合いに。
T子曰く、
私君と付き合って、普通の恋愛がこんなに楽しいと思わなかった
遊びまくっていた中学高校時代に別れを告げたかった
先輩が構ってくれてうれしくて、つい、その気になった
私君が構ってくれないのが悪いのよ
先輩曰く、
T子ならヤれる気がした。最悪喘ぎ声を録音して脅そうと思った
まだ入れてないから童貞だし、無罪だ
そもそも、T子に寂しい思いをさせた私が悪い
部長「で、何で俺がT子とべったりっていう噂が流れたん?」
先輩「いや、俺がほら、その疑われなく、なるやん」
T子「先輩がそう言えって…言ったら構ってくれるかなあって…」
部長と顔を見合わせてため息ひとつ。その日は部長のうちに泊まった。部長の彼女さんも来てくれて
いろいろと世話を焼いてくれた。優しさにうれし泣き、思い出しては情けなく、とにかく、泣きとおした。
先輩を隣の部屋に世話したのは、私。大家に事情をかいつまんで説明し、出て行ってもらうことにした。
T子とは、なんとなく申し訳なくて、その後しばらく付き合った。セックス依存症と言うか、
メンヘラと言うか束縛がきついというか…いま思い出してもあまりよい思い出がない。
卒業と同時にT子と遠距離恋愛になり、たったの2ヶ月で浮気が発覚。その後は知らないが、
4年前に出来婚したという噂は聞いたが、もう興味ない。そんな修羅場。
…先輩はまだ童貞だろうか。
支援(特に可愛いAA!)ありがとうございます。
なんというか、その、ねえ。
処女だ童貞だという話になるたびに、これが頭をよぎってしまって。
まさしくトラウマ。
処女じゃなくても別に良いのに。
童貞でも別に良いじゃない。
なんだか泣けてきたス。ご清聴ありがとうございます。
>>818さんの液体をぐいっと行きます。ぷはー。
乙!部長たちがいい人でよかったねぇ
告ろうと思ってた女が処女じゃなかった、って聞いてショックだった癖に
よく言うわw>処女じゃなくても別に良いのに
童貞だった当時はショックだったってだけだろ。
でも付き合う前にヤリマンだったって知ってたら付き合ってないかもよ
病気のリスクも高いしなぁ
それにしても文才ありすぎますw
「私処女じゃないけど、あなたはまだなの?」
って誘ってるんじゃないの?
ショックを受けるほどのことじゃないのに。
この時期の童貞は(特に2chをやっていると確実に)
「私処女じゃないけど、あなたはまだなの?」という言葉の後ろに
「童貞が許されるのは小学生までだよねー。キモーイ! キャハハハハ!」
という罵倒が聞こえる特殊な病にかかっている。
「そんなに素敵なのに彼女がまだ居ないなんて意外だな」とか
「童貞の人って非処女を嫌がるよね。私なんか相手にされないよね」とか
実際は他の意味があったかもしれないが、病の人にはそれがわからんのです。
誘われてはいなかったと思います。
年上の彼氏が優しくて云々とか、>>787 も早くそういう相手見つけなよ的なお話でした。
何よりも、当時は若かったこともあって…相手とはじめて結ばれるのは自分といったような
思い込みがあり、それを覆されたのがショックだったのだと思います。
今思い返せばキモいですが、それも若さということでひとつ。
という事は、彼氏持ちだと言うこともその時初めて知ったの?
カワイソス
お前のセンスは素晴らしいよ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/ex/1256133247/
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