Script is OFF

×

広告を見る

スポンサードリンク

当サイト人気の記事です!

ブログパーツ

今話題の記事!

スポンサードリンク

「愛と欲望の劇場-浮気・不倫・離婚2chまとめブログ-」はその名の通り、浮気・不倫・離婚についてまとめた2chまとめブログです。
2chの家庭板や浮気・不倫板を中心に様々な板からカップルの浮気や夫婦の不倫・離婚騒動はもちろんのこと、修羅場や武勇伝、復讐など人間の愛と欲望渦巻くあらゆる話を掲載しています。
今後あなたの身に起こるかも知れない男女間のトラブルを赤裸々に告白したものとなっております。
--/--/-- --:--


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オススメサイト最新記事

非公開コメント

2014/06/11 21:35
[ 完結] [ 女性視点] [ 修羅場] [ 浮気] [ サレ] [ カップル]







702: 恋人は名無しさん: 2009/01/16(金) 16:24:30 ID:l6dqWWzlO
修羅場とはちょっと違うかもしれませんが、繋ぎ程度に投下します。

登場人物
私子
K助…彼氏
Y太…大学の同級生。私子・K助の友達


K助と私は、大学生のころからの付き合いで、交際4年目。
K助は在学当時からずっと私にプロポーズをしてくれていました。
私はもともとあまり結婚願望がなかったのですが、4年間K助の誠実さと一途さ、情の深さを身近で見続け、
しだいに「この人となら」と思うようになっていきました。
もともとの性格の違いから喧嘩も多かったけど、
K助はいつでも私を好きでいてくれました。本当に幸せな4年間でした。


そんなこんなでその年のクリスマス、K助はいつものように私にプロポーズをしました。
「いつものように」というのは、K助は私と付き合い出してからずっと、
お互いの誕生日やクリスマスなどのイベントがある日には、決まって「結婚しような」
という言葉を添えてくれていたから。その年のクリスマスも同じでした。


703: 702: 2009/01/16(金) 16:30:12 ID:l6dqWWzlO
あ、ちなみに当時は、私もK助も25歳でした。


「もう聞き飽きたと思うけど、結婚しよう。愛してる。これからもずっと愛してる。一生かけて守ります」
K助のプロポーズはいつも同じ台詞でした。4年間、何度も何度も聞いた台詞です。
聞くたびにその言葉の重さが重くなっていくように感じていました。

結局、そのときのプロポーズはいつものように笑って流したのですが、私は心ひそかに
「K助が次にプロポーズをしてくれたときは、受け入れよう!」と決めました。
またプロポーズしてくれるって疑ってなかったんですね。今思うとちょっと馬鹿みたいですが、
それだけ自分たちの愛情を信じきっていました。



705: 702: 2009/01/16(金) 16:39:36 ID:l6dqWWzlO
そして、クリスマスのプロポーズから数ヶ月後のことです。
それは突然やってきました。

ある日の朝、いつものように仕事に出ようと一人暮らしのアパートの部屋を出ると、ドアの取っ手の
部分に覚えのない白いビニール袋がぶらさがっていました。
回覧板?いや、そんなもの一度も回ってきたことないし…。大家さんから届けものかな?いやいy(ry
何せ初めてのことだったので不気味に思いましたが、
とりあえず中を確認しないことには対処のしようがありません。
そっとビニール袋を取り上げ、手元に持ってきた瞬間、鼻をつく強烈な悪臭が。
腐った水のような、それでいてどこか生臭いような臭いでした。恐る恐るビニールの持ち手の結び目を解くと、
その臭いはより強力になり、目に涙が浮かぶのがわかりました。
それでもなんとか中身を確認しようと袋を覗いた私の目に飛び込んできたのは、小さめの赤黒い物体。
ぐちゃぐちゃにつぶされた動物の死骸でした。
あまりよく見なかったのではっきりとはわからないのですが、おそらくネズミか何か
だったと思います。
袋の側面にこびりついた汚れがその動物の目玉であると認識した瞬間、私は悲鳴をあげて
その袋をほうり捨ててしまいました。


708: 恋人は名無しさん: 2009/01/16(金) 16:45:59 ID:hJ7MTBmQ0
うえー、気持ち悪い・・・

支援。


711: 702: 2009/01/16(金) 16:47:19 ID:l6dqWWzlO
始末しなければとは思ったのですが、そのときは恐怖でまともに打ち捨てられた
その袋を見ることが出来ず、そのまま逃げるようにして会社へ向かいました。
どうやって会社に行ったのか思い出せません。
会社へつくと、私の顔を見た人は皆「どうしたの?」と聞いてきました。
ひどい顔色だったようです。実際、その日は仕事にならず、生きた心地がしませんでした。
パソコンの画面を眺めているときも、お昼ごはんを食べているときも、
同僚と仕事の話をしているときも、常に頭の中では今朝見たぐちゃぐちゃの動物の死骸と、
「なんで私に?誰が?どうして?」という言葉がぐるぐる回っていました。


休み時間、たえきれずK助に電話でその話をしました。動揺しまくっている私の話を聞いた彼は
とても心配し、帰り道は迎えにきてくれました。アパートに着くと、ビニール袋は今朝私が捨てた
ままの形でそこにあり、結局、その死骸は彼が埋めてくれて、その日は彼と一緒に眠りました。
心当たりはないけれど、誰かの恨みを買ったのかもしれないと怯える私を、
K助は辛抱強く慰めてくれました。「もう大丈夫だよ」「俺が守るから」と何度も繰り返し、
その言葉を聞いて、私もようやく眠りにつくことができたのです。


717: 702: 2009/01/16(金) 16:52:03 ID:l6dqWWzlO
支援ドモです!


そしてその日から、正体不明の嫌がらせはどんどんエスカレートしていきました。
毎日のように郵便受けに届けられる「死ね」とだけ書かれた手紙、きっちり3日置きにドアに
ぶらさがっている動物の死骸入りのビニール袋、1日100件を超える非通知電話。
非通知電話を着信拒否すると、今度は夜中に部屋の前にやってくるようになりました。
毎晩深夜2時にやってきて、きっちり10分間、チャイムを押したり
ドアをたたき続けたり、体当たり?をしたり。
怖くて怖くて、ドアを開けて直接犯人と対峙することなんてとても出来ませんでした。
はい、チキンです。ごめんなさい。

しばらくはK助や友達の家に避難したり、逆にK助に泊まりにきてもらったりして過ごしました。
とにかく1人でいることが怖くてたまりませんでした。
どこにいても誰かに見られているような気がしたし、誰と話していても誰かに聞かれている
ような気がしました。
そんな私をK助は必死で支えてくれて、出来るだけ一緒にいる時間を作ってくれていました。


719: 恋人は名無しさん: 2009/01/16(金) 16:54:53 ID:hJ7MTBmQ0
K助の自作自演じゃないよな・・・
(((((;゚Д゚))))


722: 702: 2009/01/16(金) 16:58:27 ID:l6dqWWzlO
そしていつものように友達の家に避難していたある日のことです。
最も恐れていたことが起きてしまいました。

「そいつ」は、友達の家にもやってきたのです。
深夜2時ちょうどに鳴りだしたチャイムは、最初はゆっくり、だんだんと激しく、
最後には狂ったように鳴り続け、そしてぴったり10分後、
嘘のように大人しくなりました。その10分間は私も友達も一言も喋らず、ただ黙って
入口のドアを見続けていました。

私は限界に近づいていました。死にそうなほどの恐怖を感じていましたが、ここに至ってようやく、
激しい怒りも覚えるようになっていました。
迷惑をかけた友達やK助に申し訳なく、また、私ばかりでなく
周りの人にまで危害を与えた犯人が憎くてたまりませんでした。
嫌がらせを受けるようになってからずっと、私は
これまでの自分の行いを必死で思い返していたのですが、どれだけ考えても、
これほど陰湿で激しい嫌がらせを受ける原因に思い当たらず、
またたとえ自分の気付かないうちに原因を作っていたのだとしても、その報復にこんな陰湿な手を
使う知り合いなど心当たりがありませんでした。

思い詰めた私はどんどんやつれていき、結果としてK助や友達にもさらに
心配をかけてしまうことになりました。完全に悪循環にはまってしまっていたのです。


727: 702: 2009/01/16(金) 17:01:58 ID:l6dqWWzlO
ちょうどその頃、大学の同級生であるY太と久々に会う機会がありました。
彼は私のやつれように驚き(ストレスと疲労で、この頃は正直人相が変わっていたと思います)、
何があったのかと私に尋ねました。Y太はK助の友達でもあり、信頼の置ける仲だったので、
私はこれまでのことをすべて吐き出しました。

ある日突然、前触れもなく始まった陰湿な嫌がらせの数々。仕事を切り詰め、寝る時間を犠牲にしてまで
一緒についていてくれるK助への感謝、心配してくれたのに迷惑をかけてしまった友達への罪悪感、
原因も、犯人の正体もまったくわからないことへの恐怖、まともに生活を送れない不安、犯人への怒り…。

話していくうちに泣きそうになってしまい、さぞや聞き苦しい説明だったと思うのですが、
Y太は質問を挟みながら辛抱強く付き合ってくれました。
そしてなんとか最後まで話しきり、「自分のためにも周りの人のためにも、いいかげんどうにかしたい。
ただ、犯人の見当や目的がわからないうちから直接対決するのは正直怖いし余計こじれて
しまいそう。とにかく、まずは犯人の目的が知りたい」と言いました。



732: 702: 2009/01/16(金) 17:05:22 ID:l6dqWWzlO
実際、少し冷静になって考えてみると、この嫌がらせには不審な点がいくつかあるのです。

私は最近携帯を買い換え、それに伴って電話帳の整理をしたので、私の番号を知っているのは
仕事関係の人たちか、比較的少数の友人たち、親族のみ。
それなのに犯人は私の連絡先を知っていました。
しかし、新しい番号を知っている人たちの中に、直接怪しいと思える人はいません。
毎日のように深夜私の部屋までやってきて、嫌がらせをするほど暇な人はいないはずです。
ということは、犯人は私のごく近しい人から私の情報を引き出せる人、という可能性が出てきます。

さらに、ここまできても犯人の目的がわからないのも謎でした。
私に要求や恨みがあるのなら、そして私を屈服させたり過去を後悔させたいのなら、
これまでの嫌がらせの中でそのヒントとなるようなものがあってもいいのではないか?
と思いました。



735: 702: 2009/01/16(金) 17:08:48 ID:l6dqWWzlO
そしてさらに、決定的だったのはあの友達の家で起きた一件でした。
犯人がわからず、疑心暗鬼に陥っていた私は、万一友達に危害が及ぶのを恐れて、
その日その友達の家に行くことを誰にも話しませんでした。
K助にすら、どの友達かは教えない(電話機の盗聴も疑っていたので)
でいたのです。それなのにその日、犯人はやってきてしまいました。
ということは、犯人は私を会社から尾行していたか、盗聴して知った
「私の友達」というキーワードから、どの友達か見当がつくほど私の情報を
持っているということです。そして私は、前者の尾行は可能性として低いと考えていました。
もし会社から尾行していた=私の会社を知っていたなら、何らかの形で
会社での私の立場を悪くするようアクションを起こしていそうなものですが、
これまでのところ会社での仕事に影響が出るようなことは
起きていません。ということはつまり、犯人は私の会社を知らないか、
知っていたとしても会社に直接アクションを起こしたくないあるいは起こせない…?

いろいろと不可解な点は多いですが、だいたいそのような感じで推測しました
(ちなみに実際はこの時点でこんなに考えがまとまっていたわけでは
ありませんwY太の協力と誘導で、自分の中の疑問を徐々に整理して
いった感じです)



741: 702: 2009/01/16(金) 17:16:38 ID:l6dqWWzlO
私の話を聞いたあと、Y太はじっと考えていましたが、
しばらくすると顔を上げて一言「わかった」と言いました。
何が「わかった」なのかわからず、困惑していると、Y太は「また連絡
するから。今日俺に会ったことは絶対に誰にも言うな」とだけ言って
席を立ちました。
私は何が何だかわからず、呆然とY太の後ろ姿を見送りました。

そして、その日から3日と待たず、およそ2ヶ月にわたった嫌がらせが
ぴたりとやみました。始まりも突然なら終わりもまた突然でした。
K助は手放しに喜び、「辛かったな」と私を抱きしめ、まだ
不安そうな顔をしている私に「また何があっても俺が守るから」と
言ってくれました。



748: 702: 2009/01/16(金) 17:21:36 ID:l6dqWWzlO
実は始めのうち、私はK助の浮気を疑っていたのです。
この嫌がらせは、K助の浮気相手が彼女である私を逆恨みして
やっているのだろうと。私はK助に裏切られたのかもしれないと。
しかし、嫌がらせの中でK助との別れを要求するような内容のものは
ありませんでしたし、何よりこの2ヶ月間、K助は怯える私のために
必死で仕事を早く終わらせ、毎日のように私といる時間を作って、
なかなか寝付けない私が寝るまで優しい言葉をかけてくれました。
K助の抱える疲労とストレスも、私に負けず劣らず重いものだったはずです。
辛い2ヶ月ではありましたが、私たちは別れるどころか、
より愛情と信頼を深めたように思えました。
実際この頃には、私はK助と早く結婚したいとまで思うようになっていたのです。



759: 702: 2009/01/16(金) 17:29:44 ID:l6dqWWzlO
嫌がらせがやんでから1週間、Y太から連絡がきました。
実はこの1週間、Y太に連絡をとろうと(このタイミングで嫌がらせが
やんだのは、Y太が関係しているだろうと思ったので)していたのですが、
何度電話やメールをしても、Y太には繋がりませんでした。
久しぶりに連絡をくれたY太は、開口一番「この前話した件で話がある。
明日の○時に~~へ来てくれ」と言いました。それ以外はなんの説明もなく、
私は突然のことに少々驚いてしまったのですが、嫌がらせの件と
言われれば行くしかありません。
次の日、仕事を終えた私はY太に指定されたお店へ向かいました。

先に着いていたY太の隣にら、若い女の子が座っていました。
私よりも少し年下でしょう。私は咄嗟に「この子が犯人なんだ」と思い、
記憶を探ってみたのですが、どう考えても見たことがない子です。
その子は泣いていたようで、お化粧が落ちてどろどろになっていました。
それでも紛うことのない美人さんです。「何でこんな子が…」と
私は余計に混乱してしまいました。
Y太は私が席につくと、私が何も言わないうちからがばっと頭を下げ、
「すまん!!」と叫びました。


769: 恋人は名無しさん: 2009/01/16(金) 17:36:54 ID:9ueESXfm0
>>702とYの仲を疑ったY彼女とか






この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます




オススメサイト最新記事

非公開コメント

お知らせ

12月16日13-15時の間、テンプレート表示が崩れてしまい、誠に申し訳ありませんでした。

当サイト読者に支持された人気の記事を集めました!必見!
管理人厳選!おすすめ人気記事まとめ

追記・修正した記事をこちらにまとめています。こちらも要チェック!
追記・修正を行った記事一覧

カテゴリ

報告者の視点
男性視点
女性視点

最後にはどうなる?
未完結
自己完結
完結

どんな記事の内容?
シタ
サレ
不倫
浮気
離婚
カップル
修羅場
復讐
結婚式
結婚生活
愚痴
相談

記事の長さ → カテゴリへ変更中・・・

今話題の記事!

最新コメント

スポンサードリンク

アクセスランキング ブログパーツ